27014は、液晶モジュール検査のニーズに完全に対応できる試験器です。本体は電源モジュールとグラフィックスコアを搭載したビデオ信号モジュールで構成されています。ビデオ信号部はモジュール設計を採用しているため、様々なインタフェース信号の要求に対しても、モジュールを交換するだけで対応することがが可能です。また、PCやリモートコントロールボックス(オプション)と接続することで、効率的に生産段階や開発段階での開発評価や検査を行うことができます。
ソフトウェアは、Timing/Pattern/Power/Programの各項目について設定でき、UUTの液晶パネルのスペックにあわせて自由に設定・編集することが可能です。
モジュール式ビデオ信号インターフェース(オプション)
モジュール化されたビデオ信号インターフェースは、LVDS/eDP/MIPI/V-by-Oneなど、業界で主流となっているインターフェースをサポートしています。昨今、検査器として多くのビデオ信号インタフェースへの対応が必要な状況において、27014の採用が最適な選択となります。
タイミングパラメータや画像、テストプログラムの編集が可能
JEIDA/VESA Timing Formatをサポートするとともに、必要となるタイミングパラメータを自由に設定することが可能です。また、画像については幾何学グラフの作成やBMPピクチャデータのの入力も可能です。
プログラマブル電源モジュール
プログラマブル電源モジュールを内蔵しており、TCON(Timing Controller)向け電源電圧(VDD)とバックライト向け電圧(VBL)をサポートします。また、その他の電源機能として電流測定、電源ON/OFF時間(Turn On/Turn Off)などのタイミング設定、電圧/電流の上下限保護設定(OCP/OVP/UCP/UVP)等のパラメータの設定もできます。
簡易な操作・ネットワーク制御(オプション)
27014はPCでGO/NO GO判定ソフトウェアを使用することで、製品検査の工数を大幅に削減することができます。使用者のアクセス権をコントロールすることもでき、人為的な誤操作を減少させます。ソフトウェアは非常にわかりやすい構造となっており、クロス座標による欠陥ポイントの検出と記録、液晶モジュールの欠陥の種類あるいは級数分類等のデータ作成など、テストに必要なレポートを簡単に作成することができます。
さらに、生産ラインでの測定と管理目的でリモートでテストプログラムの編集と管理、データアップロード/ダウンロード、統計の収集なども可能です。リモートモニタリングによって工場の生産状態を把握することができ、生産能力、効率、歩留の改善に効果を発揮します。
27014 システムブロックダイアグラム
専用ソフトウェア - FPD Master
27014は、ソフトウエアとしてFPD Masterをラインアップしており、LCDモジュールのテストパラメータ(Tming/Pattern/Power/Program)を簡単に編集することができます。また、ソフトウェア上でパターンデータを視覚的に確認できるため、パターンデータを選定する手間を削減します。検査データは本体内の保存され、CIM/MESによる自動化とデータ収集にも対応します。
FPD Master ソフトウェア
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GO/NOGO テスト機能
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テストプログラム編集
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電源テスト
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モジュール式設計
コンパクト設計された27014のビデオインタフェース部分は、モジュール設計を採用しています。アプリケーション毎に異なるビデオインタフェースに対して、必要に応じてLVDS/eDP/MIPI/V-by-Oneの各インタフェースモジュールを交換することにより、本体を再購入せず、各ビデオインタフェースに対応することが可能です。