バッテリーパック評価用ATS Model 8700

バッテリーパック評価用ATS
特長
  • バッテリセルのDCIRテスト
  • 個々のセルの容量テスト
  • セルバランステスト:個々のセルに対して、任意に指定した電圧に調整可能
  • テストフローを任意にプログラミングして自動実行が可能
  • テスト条件とテスト結果出力をカスタマイズ可能

セル電圧の均一化

バッテリーパックは、セルを直列に接続することで出力電圧(総電圧)を上げます。 ただし、バッテリーパックを一定期間または特定の回数使用した後では、完全に充電しても各セルの電圧が一定にならない場合があります。
これにより、各セルが急速に劣化してバッテリーパックの容量と寿命に影響を及ぼします。 ChromaのATS8700(セル電圧・バランステストシステム)は、セル容量とDCIRを検出します。

また、充電および放電することで各セルの電圧を均一化します。
これにより、バッテリーパックの容量が回復し、寿命が延びる可能性があります。

セル容量テスト

定電流放電(CC-Discharge)にて各セルの容量を算出します。

セルのDCIRテスト

2つの負荷条件(電流、電圧)でテストを行い、DCIRを算出します。

セルバランステスト(セル電圧の均一化)

個々にセルの充電・放電を制御して、指定した電圧に均一化します。また、随時、各セルの電圧と電流をモニターしてプロテクションをかけることも可能です。

その他のカスタマイズ機能:MESシステムでの統計データ管理


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